よく聞くけど「叱らないしつけ」って?
子供のしつけに「叱らない事」がいいって聞いたことありますか?
でも、日々の生活の中で、自分にもストレスたまって、子供が言う事聞かなくてがまんして叱らないって無理がありませんか?
これって、我慢して叱らないって事ではなくて
叱らなくてすむシステムを作るって事が出来ます
子供によいこととわるいことの選択権を与える事です。
私は実際に子ども達に係るお仕事をさせて頂いてますが効果は抜群です
そして、大きな声で叱る必要がありません。
例えば、大人のお話を聞くということは小さな子どもにとって1つの大きな課題ですが、中々集中する事が難しい子もいます。
そこで、このように話します。
「あなたはお話を聞くことも、聞かない事もできるよ、でも、聞いたらあとで一緒に遊べるけど聞かなかったらみんなが遊んでいる間10分間座ってまつんだよ。自分で決めてね。どっちでもいいよ」
このような条件をはじめにちゃんと決めてあげます。
はじめは、大人を信用せずきっと言ってるだけだろうと子供は深く考えずにやりたい事をやってしまうでしょう。
でも、ここが肝心です。
もしもよくない選択をしてしまったら、必ず決めたとおりに10分間付き合って、毅然と罰を行って励ましてあげる事です。
きっと、はじめは抵抗して泣いて、かんしゃくを起すかもしれませんが、
「あなたが自分で選んだんだよ、残念だったけどきっと次はちゃんといい事を選ぶ事が
出来るとおもうよ、」
目くじらを立てて、叱る必要がありません。
そしてちゃんと10分間待ったら、あとは、約束どおり遊ばせてあげます。
この10分間の経験は、大人が思うよりもずっときちんと子供の心に届きます。
良い選択と悪い選択の結果が違うという事をちゃんと教えてあげる事に役立ちます。
次には、どっちを選んでもいいんだよ、自分で決めようね、というとちゃんとどうなるか分かってよい選択ができるようになります。
大事な事は、あまりに大きな罰を与えない事と罰をきちんと実行する事です。
例えば今日はゲームなし、ベッドに早く行く、テレビはなし、
など、ちゃんと実行できる罰を考えて上げる事がとても大切です
是非試してみてくださいね、
(ちなみに、私の娘には、高校が終了するまでこのシステムは有効でした。自分で悪い選択をしたときは「はやく罰を教えて。。。。」深く反省し、母親が絶対に罰を実行するという事が身にしみていました。)